あ! やってしまった・・・。 オナガバチ編

お友達のボスからもらった「小さい穴がたくさん開いた丸太」は、
夜な夜な、中からカリカリカリカリカリカリ・・・と音がして、
何やら、生き物の存在を感じさせる丸太だ。

その晩は、運よく、生き物の顔が見えたので、
丸太をテーブルの上に乗せ、カメラに三脚を付けて、穴にピントを合わせた。

オナガバチ1
カリカリカリカリカリ・・・

オナガバチ2
かわいい顔が見えてきた!!
楽しみだな~~~。

あ、ちょっと、アリにエサあげよ! 一瞬で済むし・・・   あ!!

オナガバチ3
ああああ~ん!!!
やってしまった!
一瞬だったのに!  ああん!

オナガバチ4
ヒメバチ?  オナガバチ?  オナガバチかな・・・
あ~、やってしまった・・・。

オナガバチ5
人の気持ちも知らず、余裕で木くずをお掃除中。


※頭から腹部の先(産卵管除く)までが13ミリと、以前見たオナガバチよりも
 かなり小ぶり。
 胸の柄と腹部の柄がマッチする画像がネットや図鑑では見つけられなかったので、
 種名はただいま捜索中。

   2016.9.14
  1. 2016/09/28(水) 22:46:30|
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セセリチョウって・・・

セセリチョウは、ネットで調べてみると、「せせる」チョウということらしい。
「すする」チョウだと思っていた私は、ちょっと納得がいかない。

さらに調べてみると、
「せせる(挵る)」は、「小刻みな動作を繰り返しつつく」
「すする(啜る)」は、「液状のものを、口で小刻みに吸いながら飲む」
と書いてある。

だから、やっぱり、「すする」チョウじゃないのかしら~。 

ということで「すすっている」姿です。
キマダラセセリ
ヤブガラシの花は、小さいけど、虫たちには大人気。
キマダラセセリも、花を一つずつ啜っていきます。

セセリチョウは、茶色いがために、蛾と思われて、なかなか、よく見てもらえない。
つぶらな瞳でかわいいんだけどな。
すばしっこいのもいて、写真を撮るのも楽しい。

逃走
カメラのストロボに反応して、飛んで逃げるとこ。

飛び逃げ
ちょっと、逃げ遅れたみたい。

透明
逃げ切れないと思って、透明になって消えるとこ。(嘘!)

遊んでくれたのは、イチモンジセセリかな。


おまけ。
スカシバ
植え込みのツツジの中からこちらを見つめるスカシバガ。
ウルトラ怪獣にいそうな顔だった。


   2016.08.28 東京都
  1. 2016/09/01(木) 23:24:20|
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感覚を刺激する芸術の森

森の入り口に降り立つと、心地好い香りがした。
夏みかんを剥いた時の、あのよい香りだ。
誰の仕業なのだろうか。
思いっきり鼻から香りを吸い込み、深呼吸をした。

林道は、谷底を流れる川に沿っていて、程よいミストに満たされている。
ミストが、どこからともなく、香りを運んで来てくれるのだ。

林道の入り口には、大きなクヌギの木があって、
そばでオオムラサキのペアが追いかけっこをしているのが見えた。
クヌギが作った樹液酒場にやってきたのだ。
樹液酒場に近付くと、お酒のような強い発酵臭がした。
ムシ達が好きな香りで、オオムラサキ、スズメバチ、クワガタ、カナブン、
オニベニシタバなど、たくさんのお客様が来ていた。

オオムラサキの羽音は、ハタハタと鳥の羽ばたきのように、鼓膜を叩く。
スズメバチやクワガタは、ブーンと痺れるような音だ。

森に入っていくと、また新たな酒場。
ここは、それほど、お酒の匂いはしないけど、ムシ達は木肌のシワに顔を突っ込んで
樹液を堪能している。
ムシ達にカメラを向けていると、ウィィィィィというエレキギターの出し続ける高音の
ような音がした。
トワダオオカが来たのだ。
トワダオオカは、文字通り大きな蚊で、青い輝きがあり、美しい蚊だ。
トワダオオカ


森の中ほど。
アブラゼミが力いっぱい鳴いていた。
高い木の梢から、ジジジジジ・・・という音がシャワーのように降り注いでくる。

ドリームキャッチャーも見つけた。
ドリーム
植物とクモが作った自然のドリームキヤッチャーだ。
今夜の夢は、どんな夢になるのだろう。

次なる樹液酒場には、たくさんのアカアシオオアオカミキリがいた。
アカアシオオアオ
アカアシオオアオカミキリをちょっといじると、レモングラスの香りがした。
さわやかでキレのある香りだ。

色鮮やかな緑のアオカナブン。クロカナブンやカナブンに囲まれて、
樹液を貪っていた。
カナブン
オオスズメバチ・モンスズメバチが来ても、ひたすら貪る。すごい食いしん坊!

森の奥では、エゾゼミとヒグラシのコーラスを聞くことができた。
ギーーーーというエゾゼミの鳴き声をベースにヒグラシがシャカシャカシャカと
子供が思いっきり鈴をならしているようなメロディを奏でる。
体の中に共鳴しているように響く鳴き声で、気持がよい。

少し進むと、土が掘り返されていて、土臭い香りがした。
イノシシの掘り返したぬた場のように、獣臭い匂いはしなかった。
誰の仕業だろうか…。

林道は、同じ林道でも、行きと帰りでは違う景色が見えたりするので、
油断がならない。

帰り道、クヌギの木に近寄ると、姿が見えないのに、カブトムシの匂いがした。
根元の草をかき分けると、そこには、カブトムシの集団が!
カブトムシ
こんだけいれば、匂うよねぇ。

穴は、覗くものである。
覗いてみると、なんと、蛾がいらっしゃった。
ウロを覗く
素晴らしい作品!
前に覗いた時は、確か、落ち葉だった。
ここの絵は、掛け替えをしてくれるのだね。

帰り道、ユリの甘い香りがした。
探したのだけど、ユリは見つからなかった。

森の皆さん、どうも、ありがとうございました。
堪能させていただきました。

  2016.07.31 山梨県
  1. 2016/08/03(水) 21:36:08|
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宮崎むし旅  -2016年6月-

宮崎県は、神様が生まれた国なのだそうで、そこかしこにお宮がある。

今回は、神様に見守られていたのだと実感するほどに、
お天気に恵まれていた旅でした。

天気予報では、宮崎は大雨となっていた初日。
羽田空港からの飛行機は、かなり揺れるのではと覚悟し、
機内のアナウンスでも、「揺れます」宣言をされたのに、
降下の時に雨雲を突っ切った抵抗を少し感じた程度で、
大して揺れもせずに到着。ほっ・・・。

今回は、むし友のYさん・むしの先生Sさんに助けてもらっての、Kさんとのむし旅。
小雨降る中、迎えに来てくれたYさんの車でいくつかのポイントを回りつつ、
1日目の目的地に到着。
雨は止んでいて、傘、いらないね~と、言いつつ、クロセセリの幼虫などを観察。

クロセセリ幼虫
抹茶餡入りの水まんじゅうのようである。

翌日、2日目。
夜明けの太陽を拝めた(つまり晴れた)のに、出かける頃には
しっかりと雨が降りだした。
このまま、ざぁざぁと雨に降られつつ、霧も出る中、高速を移動し、
この日の目的地、虫の先生Sさんが待っているポイントに到着。
・・・あれ? 雨、やんでるね~。

ベニツチ
雨が降らないうちにと、さっそく観察。
ベニツチカメムシである。

ベニツチ幼虫
ベニツチカメムシは、この時期が子育ての期間で、
いろいろなシーンを観ることができた。

ふと見ると、足元をタカサゴキララマダニが歩いていた。
タカサゴ
先日、こいつのすごい話を聞いたばかりなので、おお~っと驚き、
楽しく、しっかりと写真を撮った。
あまり太っていなかったから、まだ、吸血していないのだと思う。
ホテルに帰って、シャワーを浴びるときに、全身チェックをしたのは、言うまでもない。

遅いお昼をあずま屋で取っていると、ざぁざぁと雨が降りだした。
ことほど左様に、私たちのことを神様(お天道様)が見守ってくださっているのでは
と思うほどに、旅の間中、雨は都合よく、降ったりやんだりしてくださったのである。

3日目。
こんな感じ↓の、毛虫濡れ濡れのスタートだったけど、
ヤマダ-1

観察中は、晴れとなり、やがて乾いて、↓このように。(違う個体ですが)
ヤマダ乾
ヤマダカレハの幼虫↑は、わりとよく見た。

4日目、最終日。
この日は、宮崎空港の近くまで戻っての道端観察。
道路沿いの虫ポイントを見て回る。
イシガケチョウの幼虫やシンジュサン、スミナガシなど、幼虫がたくさんいた。

普段見ない種類のハネナガウンカも見られた。
ハネナガウンカ

最後には、「大きなおテントウ様」にも会えた。

楽しくて、嬉しくて、日頃感じることの出来ない神様のありがたさを
体感した旅でした。

ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました。

  2016.6.19-22  宮崎県
  1. 2016/07/02(土) 22:19:15|
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イモムシ塾  続き

午前の観察は、キアシドクガのオンパレード。
残念ながら、キアシドクガのイモムシのシーズンは終わったようで、
至る所に蛹があった。
羽化したてのキアシドクガもいて、「脚、黄色い?!」などと声を掛け合いながら
みんなで虫観察。
キアシドクガ

ちょうど、羽化の時期なのか、茂みの中でじっとしているチョウが1匹。
白っぽくて、いまいち、何の蝶か判断しかねていたけれど、写真に撮ったら
わかったよ。^^
ミドリヒョウモンだね、コレは。
ミドリヒョウモン
こんなに緑のミドリヒョウモンは見たことがなかった。
綺麗だ~!

午前の部、終了。
お昼ご飯の時間だけれど、時間がおしいから、オニギリを急いで頬張る。
見回せば、MさんもCHさんも、そんな感じ。
・・・ふと見ると、、、、
お昼ご飯
あちらを向いてお弁当を食べている女子がひとり。
私がいじめたわけではないよ。(笑)
彼女は、お弁当を食べながら、茂みの中にいる羽化したてのオニヤンマを見ているのです。
至福の時だね~。(^_^)

オニヤンマ1
さすが、オニヤンマ。ずっしりとした重量感がカッコイイ。
もぞもぞと動き出したのは、午後の部の開始も目前10分前。
ぜひぜひ、飛び立つところが見たい!!と見守っていたが、5分前!!
うわ~~と落胆の叫び声をあげつつ、みんな一緒にダッシュで谷戸から
坂を登って会場へ。

午後は、イモムシ写真の表彰、お子さんたちも楽しんでいた安田守先生の講演。
そのあとは、テラスで先生と一緒にお話会。
「飼育しているあの虫、どうした?」「島のアサギマダラ、良かったよ~」と
話は尽きない。
いつもニコニコしている山口進さんにも、お会い出来て嬉しかった。

むし供養
虫供養にも、参加した。
たくさん、身に覚えのある私(みんなも?!)は、しっかりと供養しなければ・・・。

イモムシ塾も終わった帰り道。ウラナミアカシジミを見た。
ウラナミアカ

目いっぱい堪能したイモムシ塾は、鈴木海花さんのプロデュースでした。
海花さん、いつも、ありがとうございます!

  1. 2016/06/07(火) 23:11:19|
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