巨大仏巡礼

ブックレビューが続きます。

私の友人、クロスケさんが、「巨大仏巡礼」という本を出しました。

クロスケさんと初めて会ったのは、8年前かしら。
インターネットで知り合いました。(怪しい!笑)
「ド」が付くくらい写真の素人だった私たちが、
あろうことか、有名写真家さんたちと一緒に、写真展に出品させていただくことに
なった。

その写真展のある日、クロスケさんと一緒に当番をすることになって、
そこで初めてリアルにお会いしたのでした。
その名の通り(?)黒くて大きなクロスケさんが受付にいると、迫力であった。
その頃は、確かに、ガテンな兄さんだったはず。

身の程知らずな私たちは、2回ほど、写真展に出させていただきつつ、
「いつか、みんながあっと言うようなビックな写真を撮ろうぜ!」
と、密かに誓い合ったのでした。
それから幾年月、クロスケさんは、どんどんビックになっていき、
とうとう、大仏になってしまいました。  
とうとう、大仏の本を出してしまいました。

巨大仏巡礼巨大仏巡礼
(2015/01/31)
クロスケ

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「巨大仏巡礼」は、クロスケさんが、日本全国を巡りながら取材してきた大仏たちの
集大成ともいえる本。
日本全国、1周じゃ足りず、2周も巡って、まだまだ足りず、好奇心の赴くままに取材し、
大仏たちの面白さを余すことなく語っているクロスケさん、頑張りました。

デカイだけで語るのではなく、造った人の気持ちを推測し、ガテンらしく、データを取り、
材質まで語る。
大仏をあらゆる方向から観察し、書き込んであるので、とても面白い本となっている。
ギネスに認定されている牛久大仏は、クロスケさんから初めて教えてもらった大仏。
浅はかな私は、これだけ大きいと、頭のてっぺんがハゲていても、わからないよな・・・
と密かに思っていたのだが、こんな考えも払拭するように、頭の上からも取材!!

一度、書店で見てみてください。買って帰って、じっくり読みたくなるでしょう。
そして、「この大仏、見てみたい!」と思うでしょう。(笑)

2015.2.23


追伸 :
 お台場のカルカルで、クロスケさんが3/1(日)に「巨大仏ナイト!」をします。
 ぜひ、面白い解説&取材話をご覧になっていただきたい!→こちら
 
  1. 2015/02/23(月) 23:12:09|
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ハ~ムシ、ハムシ、ハ~ムシ、ハムシハンドブック、ハムシ

ハムシハンドブックハムシハンドブック
(2014/08/11)
尾園 暁

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春は、なぜか、ハムシが気になる季節であった。
ヨモギにいるのは、ヨモギハムシ、ハンノキにいるのはハンノキハムシ、
エノキにはエノキハムシ、、と、実にいい加減に、居た植物の名前をとって
ハムシの名前としていた私。
だって、詳しく調べていくと、よくわからなくなっちゃうんだもの、、、

そんな春から首を長くして待ちこがれていた詳しいハムシ専門のハンドブック。
とうとう、クビナガハムシになってしまうのではと思っていたところ、
やっと、出版されました。\(^o^)/

ハムシはサブネームが多く、しかも、同じ種なのに違う色柄だったりの
変異が多いこと!
変異の種もそれぞれの色柄を掲載していて、詳しいです。

最初の方には、「実物大ハムシ一覧」があり、実物大の写真がズラ~りと、
掲載してある。
あまりに小さくて、私の目では区別が付かないようなものまで、
丁寧に写真を撮り、1枠を与えての一覧表である。
もちろん、各ページにも、ミリ単位のスケール付きで実物大が。

サイズがわかるということは、虫探しや名前探しには重要なポイントで、
非常に小さいけれど、美しいので写真が拡大されている虫は、
大きい虫とイメージされてしまいがちだけど、そういうことがないようになっている。

そして、色についても、おそらくは、実物と違いない色となっていると思われ、
全身ピンボケなしの深度合成という技術を駆使しての拡大写真もありがたく、
虫ファンとしては、非常に嬉しいハンドブックとなっています。

尾園暁さんの「日本のトンボ」に続く、渾身の1冊、お勧めです!




日本のトンボ (ネイチャーガイド)日本のトンボ (ネイチャーガイド)
(2012/06/29)
尾園 暁、川島 逸郎 他

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  1. 2014/08/09(土) 00:23:46|
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『ときめき昆虫学』

あなたの中に眠る「虫スイッチ」を押す一冊、、、ということで出されたこの本。

虫が好きでない人の中にも、そのスイッチはあって、ちょっとしたことで、
そのスイッチは押され、「虫はあんまり好きではないのですが、美しいですよね~」と
言うようになる。
そんな人たちが、素晴らしい虫作品を作り出すこともあるのだから、
虫に対するアクセス方法は、いろいろである。

であるならば、そのスイッチ、押してあげようじゃないの!というのが、
著者のメレ山メレ子さん。
・・・というか、
ご自分の虫スイッチ、押しっぱなしになってないですか~、メレ子さん!(^◇^)

ときめき昆虫学ときめき昆虫学
(2014/04/06)
メレ山メレ子

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さて、この本を、すでに虫スイッチが入った人が読んだら、どうなっちゃうのか。

たとえば、私の場合は、こうである。

読んでも読んでも、そのお話にまつわるいろいろなことが思い浮かんできて、
妄想の世界に旅立つことたびたび。目は文字を追っているものの、
内容は読んでおらず、ハタと気が付くと、「あれ、どこから?」と
また戻って読みだす始末。

お蚕さんのエサの桑の葉を探し求めるくだりでは、ウチの近所の桑は
どこにあったっけ…?と近くの公園を思い出してみたり、
湿地でウエーダーを着てゲンゴロウを探すお話では、
ウエーダー欲しいなぁ、そういえば、この間の湿地、よさげだったよな…
と、過去の観察行きに思いを馳せたり。

各章のトップページの品々もメレ子さんの写真も素敵である。
メレ子さんの「胸の高鳴り」に同調して、ワクワクドキドキも激しい。
「面白くて、すぐ読み終わっちゃいました!」という読者が多いのに、
なかなか読み終わることができないなんて、これは、どうしたことか。^^;

とはいえ、この妄想紀行が楽しいこと、この上ない。
行ってみたい、やってみたいという欲求が湧き、元気がでる。
すでに虫スイッチの入っている人でも、さらにどこかのスイッチが入る。

今日も、野に出て、虫探ししてきた。
今日は、見つけたかった虫を神がかり的に発見。(自分で言うな!)
何のスイッチがはいったのだろうか…。(^◇^)


       2014.5.2
  1. 2014/05/02(金) 01:37:15|
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散歩で見つける虫の呼び名事典

表紙散歩で見つける
虫の呼び名事典

(2013/07/02)
森上 信夫

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また、新しい本が出たので、ご紹介です。

身近な昆虫を「白バック」で撮影し、自然のなかでの生態も紹介しつつ
その名前の由来について、著者である森上さんの私的見解も交えながら、
説明されている面白い本です。
私も、虫の名前を調べ始めた頃は「この名前、いったいどこが区切り?!」と
思ったこともありましたが、その頃に、この本があったら良かったなと思いました。

私のお気に入りは、裏表紙。
ここでは、紹介できないので、店頭でご覧になっていただきたいのですが、
2匹のカマキリが、向かい合って、拳法してます。
あと、PHOTO INDEX。
いわゆる索引なのですが、虫の画像を使っていて、楽しいページです。
スズメバチのページも、スズメバチは怒っているのでしょうけど、ユーモラスな姿で
クスリと笑ってしまいます。

さて、この頃、訊かれるので先にお話しておきますと…。
今回の本では、私の実家で採集したジグモが載っています。
同様に、「あ、これはオレが送った虫だ!」って方、いるのではないでしょうか?
自分が送った虫モデルが掲載されるのって、なんだか、嬉しくなってしまいます。^^V

                                     2013.7.12
  1. 2013/07/12(金) 23:32:03|
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日本の昆虫1400 (1) チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑)

日本の昆虫1400 (1) チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑)日本の昆虫1400 (1) チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑)
(2013/04/15)
槐真史   編
伊丹市昆虫館   監修

文一総合出版

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春なので、虫業界は出版ラッシュのようです。
今度は、日本の昆虫1400の①が出版されました。
虫だけでなく、生き物や植物も、これからがシーズンですものね。

この図鑑は、2冊セットのようで、2冊で1400種(①だけでは700種以上)が掲載されていて、ポケット図鑑シリーズでは、ダントツの種数です。
今回は、その①。
種数が多いのに、すべて生きたまま、白バックで撮影されているところなど、
伊丹市昆虫館さんの威力を感じずにはいられません。

また、コラムや同定のポイントなど、虫観察で知りたいところがわかりやすく記載されていて、かつ、小振りな大きさなので、旅のお伴や散歩のお伴によいのではないかと思います。


ひとつ、個人的お知らせです。
最初の部分には、図鑑のアイコンなどの解説があるのですが、そこも確認されると良いと思います。
U-SPEAKを持っていると鳴く虫の音声を聞くことができるようで、その方法が書いてあります。
お持ちでない方は、ネットで聞くことができ、その方法も書いてあります。
せっかくの機能なので、帯に書いてあるとよかったのではと思ったりしました。^^


アオシャクのページ、綺麗ですよ~。
  1. 2013/04/14(日) 22:17:40|
  2. 本の紹介
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