テントウムシハンドブックの著者、阪本くんが小さな甲虫を集めだしたのは
いつごろだったろうか。
私にしたら、ケシ粒のようで、何の虫かもわからない甲虫なのだが、
その中にテントウムシがいるのだとおっしゃる。
ナナホシテントウとか、小さくてもキイロテントウとかの大きさ(ハンドブックで確認要)のテントウムシしか知らなかった私にとって、その小ささはもう、ビックリ。
つかまえる気も起きないくらいのものを、地味~に集めていて、何をしてるのかと思ったら、
「
テントウムシハンドブック」なるものを作っていらしたようだ。
先日のブログで書いた「胸元からブラウスの中に飛んで入ったテントウムシ」は、ナナホシテントウなどとは違うようで、このハンドブックが来るのを心待ちにしていた。
心待ちにしていたのだが、どうも、難しくてピッタリくる種類がない。^^;
テントウムシは、柄に変異のある種があり、そこが難しい~。
はてさて、この子はだれなのか。^^;

白いテントウムシもいた。
真っ白!!

いや~、テントウムシは奥が深い。
こんなにたくさんの種いたなんて、いままで、知らなかった・・・。
- 2018/07/03(火) 00:41:08|
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虫の本は、虫が増えてくるこの時期に続々と出版される傾向がある。
これからの季節に使ってもらうためなのであるが、どれも欲しい私としては、
ちょっと大変である。
そんな中、こんな本が届いた。ありがたいことである。(笑)
『ポケット版 身近な昆虫さんぽ手帖』 森上信夫 (著・写真)
届いて、すぐに、表紙のキレイな写真に驚いた。
ポケット版なのに、存在感十分だ。
表紙カバーの折り返しにある著者近影も、おっさんがキレイな風景の中、
カマキリと一緒に写ってらした。
ネットで見ると、この表紙のキレイさは、半減してしまっているように
思うので、みなさんには、ぜひ、店頭でご覧になって欲しいです。
さて、中身だが、「名前の由来が楽しくわかる!」と副題があるように、
解説文は既定の8行をしっかりと使い切って、一つずつの虫、それぞれの
名前の由来や特徴、生活の様子が白バック写真と自然の中での写真の
2枚とともに書かれている。
虫の解説は、書き出すとキリがないくらい書くことができると思うのだが、
本書の解説は、その虫のことを凝縮して解説してあり、アロマテラピーなど
でいうところの精油のようなものと言える。
読み進めるごとに、著者が観てきた虫たちの様子が目に浮かぶようで、
1冊丸ごと、一気読みであった。
「散歩で見つける 虫の呼び名事典」、
「調べてみよう 名前のひみつ 昆虫図鑑」と
虫の名前をテーマに本を作ってきた著者ならではの本というところでしょうか。
とても楽しく拝見させていただきました。
amazonへのリンクはこちら→
『ポケット版 身近な昆虫さんぽ手帖』 著者のプログはこちら→
「昆虫写真家・森上信夫の ときどきブログ」 おっさん(著者)の面白さを知りたい人にはこちらの本→
「虫とツーショット」
- 2017/06/09(金) 23:41:08|
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私には、数か月に一度、一緒にごはんを食べに行く友達(2名)がいる。
面白いことに、ふたりとも、虫が好きではない。
嫌いではないけど、いたらバッバと払って、アチラに追いやるような感じらしい。
そんなふたりは、虫好きな私がなぜ虫が好きなのか、ものすごく知りたがり、
虫の写真を撮るのはどんな気持ちか?
虫をかわいいと思うのか? 触りたいのか? 食べたいのか?
と、いろいろと質問をしてきた。(笑)
そして、ついに、ふたりが旅行に行くたびに、目に入った虫の写真を送って
きてくれて、「これはなんという虫?珍しい?」と聞いてくれるようになった。
これは、私にとって、なんとも嬉しいことなのであった。
虫が目に入らなかった人たちが、虫を見つけられるようになったのである。
今度会う時には、この↓「どんどん虫が見つかる本」を渡すことにしようか。
「どんどん虫が見つかる本 虫を楽しむ!365日」
鈴木海花・著 尾園暁・写真 
Amazonへのリンク→
「どんどん虫が見つかる本 虫を楽しむ!365日」この本は、身近なところで見られる虫を中心に、その虫がどこにいるのか、
どうやって探すと見つけられるのかを丁寧に説明してある本である。
虫探しの名人のところに訪ねていき、そのコツも教わって記載している。
いろいろな使い方が出来る本だけど、私のおすすめは、パラパラとめくって、
気に入った虫を見つけることからスタートするのがよいかと思う。
お気に入りの虫が見つかったら、その写真の下などにある説明をヒントに
虫探しの散歩に出るのも楽しいのではないだろうか。
ひとつずつクリアしていく感覚は、ゲームのキャラ集めのようである。
最初は、本当に、どんどん見つかるはず。
どんどん見つかって、ほとんどクリアできてきたところで、残りが見つからず、
「これがいないんだよな~」というようになってき時には、すっかり虫好きに
なっているんじゃないかな。(笑)
ぜひ一度、お試しあれ!!
- 2017/05/14(日) 23:05:57|
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子供のころ、大変お世話になった学習帳。
あの頃は、色鮮やかな蝶や大きなカブトムシを眺めては
どんな所でどんな人がこの写真を撮ったのかしらと、
解説を読みながら、思いを馳せていた。
そして、いつしか、ヒゲもじゃでマッチョなカメラマンが
泥まみれになって、山奥で撮ってきたのだというイメージが
わたしの中で出来上がってしまったのであった。
山口進さんにお会い出来たのは、割と最近のことで、
知人が山口進さんのお宅に伺うのに同行させてもらった時が最初かと思う。
事前に「学習帳の方」と聞いていて、緊張しながら伺ったのだけど、
にこにことお迎えくださり、わたしのような者にも、優しく接してくださり、
以降、大変お世話になってしまっている。
さて、ヒゲもじゃマッチョのイメージは、違ったけれど、
泥まみれになって、山奥で撮ってきたのには違いがなかったなと
ご著書を読んでいくうちにだんだんわかってきた。
だんだんわかってきたと言うくらいなので、今一つ、ぴったりと
来ていなかったのだけど、今回新しく出された「珍奇な昆虫」を
読んだら、やっぱり、大変な思いをして、危険な地域や遠い場所に
いらっしゃったのだと、よくよく分かった。

「珍奇な昆虫」は、「私的昆虫記」とおっしゃられている通り、
山口進さんが好奇心をフル稼働させて、世界各国の昆虫を訪ねて行った記録である。
写真を撮りながら、昆虫の生態をじっくりと観察し、謎を解いていった
とても面白い話がたくさん記録されている。
そうだったのか!と驚くようなことがたくさんある。
それぞれに特有の不思議があるのだけど、それはどうやって受け継がれているのかなどと考えると、またまた、新たに好奇心がわいてきて、夜も眠れなくなる。
私は眠れなくなるだけだけど、山口さんは、いろいろな不思議を好奇心に突き動かされて、見に行かれるのだろうな。
というわけで、お会いして世界の虫の話を伺いたくとも、世界のあちこちに取材に出かけていらして、なかなかお会いできないのであった。
もしかして、「珍奇な昆虫」は、世界の虫の話を聞きたい私たちのために書いて下さった本なのかな。
amazonは →
こちら山口進さんのブログは →
こちら※大変恐縮しているのですが、「はじめに」の中に、私の名前を載せていただきました。
- 2017/03/14(火) 00:03:51|
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すでに、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先日、
「虫とツーショット—自撮りにチャレンジ! 虫といっしょ」という本を出された
森上信夫さんが、続いて、もう1冊、今度は児童書を出されました。
「調べてみよう名前のひみつ昆虫図鑑」という本です。

森上さんの写真は、とてもきれいで、私はファンなのですが、
その素敵な写真がたくさん掲載されていて、とても、美しい本となっています。
それぞれの虫のかわいさや美しさを引き出して撮るコツを教えていただきたいものです。
105種類の虫の名前のひみつが載っており、こちらも楽しいのですが、
ところどころにあるコラムページには、私の好きなカメムシがたくさん載っている「カメムシコレクション」や、楽しい「英語でクイズ、何の虫?」、大きさの違うカマキリを比較している「名前でわかる虫の大きさ」などがあり、
いろいろなことを楽しみつつ、識ることができて、うれしい本です。
2冊続けて本を出すのは、とても大変だったと思います。
そこらへんのご苦労など、7/28(火)のトークイベントでうかがえたらな~と
思っております。
トークイベント 「直球と変化球 ― 森上信夫、2冊の新刊を語る」 は、
7/28(火)にジュンク堂池袋展で開催されます。
お相手は、
鈴木海花さん!
私も、申し込みをしました。よろしかったら、会場でお会いしましょう!!
→
ご案内はこちら写真展「虫を感じる。虫を識る。森上信夫写真展」も開催されます。
→
ご案内はこちら森上さん、楽しみにしてますので、よろしくお願いします!!
→森上信夫さんのブログは、
こちら
- 2015/06/26(金) 06:42:18|
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